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2008年04月26日
バニウトロからの贈り物
平成20年4月24日。
バニウトロ、12回目の誕生日。
病床ながら、バーニーズにしては長命な
この日の誕生日を迎えたバニウトロに
私は「おめでとう!よかったね」と、
精一杯の感謝の気持ちをプレゼントしたいと思っていましたが
結局、私は、これまで生きてきた中で一番心に残る
大きな大きな贈り物を、お誕生日のこの日に
バニウトロから受けとることとなりました。
バニウトロ、まだ生まれて半年。シャリが我が家に来た頃。
4日前の診察日からのバニウトロの症状については
皆さんにこのブログでお伝えしてきた通りですが、
この日までのバニウトロの症状から、
再診予定日を翌日の4月25日に控えたこの日、@BOSSに
「今日までの様子を克明に書き出して
先生にFAXでご報告をして、まずはお電話で相談をしなさい」
と突然指示を出されました。
私は言われたとおりFAXをして、先生に相談したところ
「できれば翌日を待たずに診せに来るように」
というご指示だったので、
前回ブログでお伝えしたとおり24日の夕方、
@BOSSと一緒にバニウトロを先生の所へ連れて行きました。
すでに自力では立つことが出来ず、
病院への移動もかなり体力を消耗するだろうということで
welina dogparkの荒井さんが担架を貸して下さり
これに乗せてバニウトロを運びました。
担架に乗せられて車に乗るバニウトロ。
病院では、弱っているバニウトロを気遣って
先生が車の中でバニウトロを見てくださいました。
あらかじめ経過と症状をFAXでお送りしてあったので
おおよそのことはご存知の先生でしたが
バニウトロをひと目見るなり
「これは・・・・・」と驚かれました。
「前回(19日)に比べて、ここまで麻痺が進んでいるとは・・・。
抗生物質で感染を抑えながら様子をみようとしたけれど
ここまで進行が速いとなると、これは耳ではなく、
おそらく脳をやられている可能性が高いですね。」
バニウトロの目や手足を触りながらそう言われると
「これはもしかしたら、治療で症状がどうこうと言うより、
先がいつくらいかという認識をしなければいけないかも知れません。」
「間に合ってくれるかなぁ・・」
そういわれて、抗生物質と栄養剤の注入準備を始めました。
バニウトロ10才、佐渡で泳ぐ。
「バニウトロちゃんは、飼い主さんのことは認識していますか?
脳をやられると、本能は最後まで残るから
おしっこや水を飲むことはしようとするけれども
生まれてから覚えたことは消えてしまうことがあるんです。」
そういえば、ここ数日のバニウトロは
夜、寝返りもさせ、水もやって、いつもなら寝息を立て始めるのが
私がバニウトロの側を離れようとすると、
子犬の頃に戻ったようにヒンヒンと鳴くので、
『寝んね!』と言うと、我慢したのか静かになったことを思い出し、
飼い主の認識はあるけれど、
子ども帰りしているようなその様子を先生に伝えたところ
それを聞いた先生は少しだけ和らいだ表情をされました。
その後、また先生は、注射器で栄養剤を少しずつ口に注入しながら
それをうまくごくりと飲み込めないバニウトロを見て
「あぁ、咽頭麻痺も起こし始めているようです。
これが起きると、舌がうまく動かせず
ものが食べられなくなるんです。こうなると・・・」
前回の診察時と違い、先生の顔には笑顔はありません。
「こんな言い方をしてごめんなさい。
このままうち(病院)でお預かりすることもできますが
お家でできるだけのことをしてあげるという方法もあります。
どうされるかは飼い主さんが選んでください。」
先生の言葉は
「もう回復はない」ということを意味していました。
バニウトロは死ぬんだ。
突然、その事が現実として突きつけられました。
バニウトロがこの世から消えていく。
私は今日、先生のこの言葉を聞くまで、バニウトロについては
「治るか、治らないか」ということでしか捉えていませんでした。
「治らない」の先に何があるのか考えてはいなかったのです。
ほんの2週間前まで、あれだけ元気だったバニウトロだから
麻痺は完治しなくても、障害を抱えながらでも、
あと1年くらい、寿命を全うするまで
介護をされながら生きてくれるだろうと
漠然と、そして楽観的にと思い込んでいたのです。
それが・・・・・・。
今、私の目の前で横になっている
息の荒いバニウトロを見ながら
涙がポロポロと止まらなくなりました。
前回も説明をうけたことでしたが
感染系なら、抗生物質で進行を抑えて
神経に効く薬を与えていけば
多少麻痺が残ってもよくなる可能性はあるけれど、
脳障害や腫瘍系だった場合には・・・・・・。
自宅は留守がちだし、私は医療のプロではないので
重要なサインを見逃しはしないかという不安はありますが
バニウトロのことを思えば
病院で一人寂しく治療を受けるより
家で看病されたほうがきっといいに違いない。
それに私だって、預けたままにして
病院から電話で「亡くなりました」という報告は聞きたくない。
「最後まで一緒にいよう。」
バニウトロは連れて帰ることにしました。
バニウトロ7才の冬。散歩しながら雪を食べる。
バニウトロ8才、越前浜にて。
とりあえず3日分のお薬と栄養剤を手渡しながら先生は
「脳腫瘍の場合、あるいは脳腫瘍でなくても、脳がやられると
三半規管だけでなくいろいろなところに麻痺が出てくる。
広がり方とその速さを見ていると、おそらくそうです。
顔面麻痺や傾きだけでなく、ものを飲み込めなくなったり
呼吸困難になったりしてくるかもしれない。
こんなことを言って本当にごめんなさい。
でも、あまりバニウトロちゃんの苦しむのが長引くようであれば
人間には許されていませんが
動物には安楽死ということも法律では許されていることだけ
覚えていてください。」
バニウトロはもう緑の田んぼ道や、桜の下を散歩できないんだ。
大好きな海で、もう泳ぐことも出来ないし、
大好きなバスの運転席の隣を陣取って
旅行に行くこともできないんだ。
バニウトロは大好きだった事を、
もう、何ひとつできないんだ・・・。
バニウトロ8才、妙高高原にてロバのシロと。
バニウトロ9才、ビールを分け合う。
バニウトロ11才、バスでお出かけ。
帰りの車の中でも涙が止まりませんでした。
そんな私に@BOSSは
「俺もバニウトロがなんとか良くなってほしい、と祈っていた。
でも、あなたには酷な話だけれど、
ここ数日のバニウトロの状態を見て、実は死を悟ってしまった。
俺が昔16年飼っていた犬の最期の時と同じように、
死を実感をしてしまった。
それで、あなたにはバニウトロの状態を書き出させて
先生に今の状態を診て頂いて、今日の診断をして頂いた。
何故なら、このままあなたが治るか治らないかも
よくわからず、なんの実感もないまま
希望的観測だけで、安穏と看病をしていて
ある日突然バニウトロが死んでしまうよりも
先生から「これはもうダメです」とはっきり言ってもらった上で
あなた自身が「バニウトロは今、最期の時なんだ」という実感を胸に
バニウトロとの残りの時間を意識しながら
その一秒、一秒、一瞬、一瞬に、
泣きながらでも、精一杯のことをしてあげた方が
数倍辛いけれど、数倍いい最期だと思ったからだ。
その方が、死にゆくバニウトロから
その瞬間、瞬間に本当に多くの事を
取りこぼす事なく、手渡してもらえると思うんだ。
それに、その看病の間に、
今までバニウトロにやってしまったことや、
やれないでしまったことへの後悔と反省を心に刻んで
向き合ってあげる、それが一番いいことだと思う。」
それを聞いて、バニウトロに
今までごめんね、ごめんねという気持ちでいっぱいになりました。
ブラッシングをしっかりしていれば
もしかしたら背中のイボはできることもなく
それが破裂して麻酔を使う縫合手術もなかったかもしれない。
外耳炎の治療もきちんとしていれば
こんなにひどい炎症を起こすこともなかったかもしれない。
今、私は寂しさにどうしようもない気持ちでいるけれど
まだ子犬だった頃に、会社を始めたばかりで、しょっちゅう深夜まで
留守番をさせられていたバニウトロは、もっと寂しかったのかもしれない。
バニウトロの砂時計の砂がサラサラと落ちていく。
あとどれくらい時間が残っているのかわかりませんが
今の今まで感じてはいなかったこの「限られた時間」、
それが心からわかった今、精一杯のことをしてあげたいと思いました。
今回頂いたお薬と高カロリー栄養補助食品。
しっかり飲み込めるように注入器を使います。
先生から教わったとおり、ごはんも水も注入器で
口の脇からのどへ入れてあげます。
夜中、2時間おきに寝返りを打ちたがりますが
自力ではうまく起きることができません。
がんばれ、がんばれ。
一晩バニウトロのそばで横になりながら
時々目を覚ましては、バニウトロの静かな寝息に安堵しました。
昨日までは、生きていることが当たり前だったけれど
よく考えてみれば、それは決して当たり前のことではなかったんだ。
それをバニウトロが教えてくれました。
バニウトロ9才、桜の丘を散歩。
朝、会社へ車を走らせながら窓の外を眺めると
山々はすっかり春の景色。
満開だった桜は少しずつ散り始め、
色とりどりの花があちこちに咲き始めました。
裸だった大地には柔らかな新しい緑が芽吹き始めています。
一つの生命が終わって、また新しい生命が始まる。
バニウトロもその一つ。
大きな自然のサイクルの中で
この世に生を受け、もうじきその命を終えていく。
春の花々と芽吹いたばかりの木々の緑を
今朝は、これまで感じたことのなかった荘厳な思いで眺めました。
「人生には始まりがあって、終わりがある。」
この当たり前のことを、昨日まで
実感として意識もしていなかった私。
そんな話を朝、会社のミーティングでしたところ、@BOSSが
「それを感じられるようになったことが
バニウトロからのプレゼントだよ。
そして、あなたがそれを生かして生きていくことが
バニウトロがこの世に生を受けた、
何物にも変えがたい本当の証になるんだよ。」
本当にそうだなと思いました。
家の前の桜、毎年三分咲きで終わっていたのに
ここへ越してきて以来初めて、今年は満開に咲き誇りました。
バニウトロと一緒にこの桜の下を散歩したかったな。
家に着いて桜を見上げると、
ついそんな感傷的な気持ちになりますが
バニウトロは家の中で麻痺と闘っています。
私も感傷にひたることなく、
現実の中でバニウトロと生きなくては。
バニウトロ10才の秋。
皆さんには、バニウトロをご心配、そして応援いただき
本当に心から感謝しています。
バニウトロはもうすぐ虹の橋を渡ろうとしていますが
まだもうちょっと、渡る時間を待ってくれているみたいです。
その時間がどれくらいあるのかはわかりません。
でもその日まで、後悔のないように過ごせたらと思います。
バニウトロの誕生日に
バニウトロからもらった素晴らしい贈り物のおかげで
虹の橋を渡るバニウトロを見送る日まで、
私ももう少し頑張れると思います。
どうか、見守っていてください。
投稿者 utoro : 2008年04月26日 10:18
コメント
投稿者: ちゃべ母 2008年04月26日 16:53
バニウトロちゃん・・
頑張ってるんだよね。
ウトロちゃん、辛いだろうけれど
最後までしっかりと見守ってあげて下さい。
どうか、痛みや辛さがないように・・・
今祈れるのはそれだけです。
投稿者: eo-chan 2008年04月26日 21:04
友達の狼犬も、15歳、バニウトロちゃんと
同じような状態です。
でもここ数日、奇跡的に持ち直し、顔を
起こしたりご飯を食べたりできるように
なりました。
犬は少しでも長く一緒に、という飼い主の気持ちをくむ動物だと思います。
友達の犬も、友達のために生きていると感じます。
バニウトロちゃんも、utoroさんの気持ちを
感じてると思います。
若くて元気なころがあったからこそ、今がある。
そう思うと、年をとるごとに宝石のように
大切に思えます。
utoroさんにたくさんの愛を楽しい想い出を
プレゼントしてくれたバニウトロさん。
これからどれほどの時間があるのか、神のみぞ知るでしょうが、少しでも穏やかな時間で
ありますように。
心から祈ります。
投稿者: エリーママ 2008年04月26日 21:48
私は3週間前、母を見送りしました。
4ヵ月半前、あと2ヵ月と言われ、徐々に弱ってくる母を自宅で看護しました。
今のウトロちゃんの気持ちが痛いほどわかります。
愛している人を失うことも辛いけど
病に苦しんでいるのを側で見るのはもっと辛いです。
亡くなる1週間前私が手をにぎっていると母が
「お母さんに手を握ってもらってるみたい」
と言いました。
母は3歳のときに自分の母を亡くし母親に記憶がないのです。
その母が私の手の感触に安らぎを感じてくれたのです。
バニウトロちゃんにとってウトロちゃんに触れてもらうこと、そしてウトロちゃんの声がなによりも安らぎになると思います。
バニウトロちゃんは母のように話せないけど
きっと母と同じ気持ちだと思います。
投稿者: ばーにーパパ 2008年04月27日 01:31
私は2年前にマルチーズ(まるこ)を11歳で亡くしました。
初めて飼ったワンコで、
そのせいか、他の子たちとは
ちょっと思い入れが違ってたので、
とても辛かったことを思い出します。
突然死でした。
とにかくいろいろ考え込んでました。
家に来て幸せだったのか?
倒れるまで苦しくなかったのか?
そのサインを見逃してなかったか?
などなど・・・
自問自答の日々が続きました。
最後の時があっという間だったので
何もしてあげられなかったって思いが
強かったのだと思います。
ある日ふと気づいたんです。
確かに亡くなった日のことは辛い思い出ですが、
あとは、楽しい思い出しかないじゃないかって。
「まるこ、家に来てくれてあとう」って。
ウトロさん
いつも長くてすみません。
辛いとは思いますが、
バニウトロをしっかり見守ってあげてください。
きっといつかかけがえのない思い出になるはずです。
バニウトロちゃん
ウトロさんのところに来てホントに良かったね。
ガンバレ・・・・
投稿者: bossmama 2008年04月27日 06:25
今つらい時に私のようなものがコメントをいれるのは、と思いましたが、すいません。
吹き出物はブラシッングが少ないからとなるものではありませんよ、体質だよと医者に言われました。
耳の治療で良くなれば私も薬をやめてしまいます。
私も同じようにやています。
バーニーズについて昔から言われている
生後3年で若犬、3年経ったら良犬、その後3年で老犬になり、それから先は神からの贈り物という言葉、バニの寿命の短さを考えると
本当に神様からの贈り物の時間はありがとうと感謝だと・・
バニウトロちゃんはウトロさんに出会えて本当に幸せだと思います。
少しでも長く、と祈っています。
すいません、訳のわからない文章をいれてしまいした。
投稿者: @BOSS 2008年04月27日 07:46
前の犬は芝とシェパードのミックスで
ちょうどその中間のサイズの中型で
バニと同じ配色の立ち耳でした。
16歳も十分長命でしたが、それでも
寝たきりになって、散歩が出来なくなってからは
バーニーパパ同様の自問自答と、
反省、後悔、自責の念で、
真摯に、その最期の時の期間に感謝しながら
多くのものを頂きました。
バニは10年くらいと覚悟をしていましたので
bossmamaが言われるように、10歳を超えた後は、
神様からの贈り物だとありがたく感謝をしながら
その贈り物の時間を大切に、大切に守ってあげたいと思いつつ、
忙しさにかまけて、そして、非常に元気だったので
ついつい、老犬であることの意識も低くなり
こまめなメンテとチェックを怠ってしまい
この「贈り物の時間」を短くしてしまう引き金を
私たち自らが引いてしまったという後悔の念があるのです。
イボも体質であることも知っていた為に、逆に
年々、身体に増えて行くことに頓着が無くなり、
その一つが破れ、化膿していたにも関わらず
ブラッシングもあまりしてやれなかったので
摘出が必要になるまでにしてしまった事で、
その再縫合時にも麻酔を使わざるを得ない結果になりましたし、
それがトリガーになって、何年も完治させず
患わせ続けていた内耳炎による脳の前庭部の疾患を
悪化させたかもしれないという事も否めません。
誤解を与えてしまったかも知れませんが
今となって出来ることは、そんな一つ一つの反省を
しっかりと胸に刻んで行きたいという思いであることを
再読で、御理解いただけましたら幸いです。
投稿者: 舟ママ 2008年04月27日 08:58
らいかが、乳腺腫瘍の病理検査の結果、悪性の腫瘍で手術も薬も放射線治療もできないと告げられてから、虹の橋を渡るまでの間はわずかに1週間でした。
治す術がないと言われていても、はっきりとあとどの位とは言われなかったので漠然と1ヶ月くらいは一緒に過ごせるのか…と思っていたところ、急速に日に日に弱って亡くなった時には私も舟パパも心の準備ができず、現実だと受け入れる事ができませんでした。
今回のこと、とても悲しい事ですが、事実をきちんと受け入れさせていただいた@BOSSやお医者様、ありがたいですね。
残された時間が少しでも長くありますように。
投稿者: コタン 2008年04月27日 09:41
私もウトロさんと同じ 犬を飼ったのが初めて・・・の初心者なので
コメントを寄せていらっしゃる皆さんの経験、気持の持ち様、
家族としての付き合い方など、本当に染みてくるようです。
子供であり、パートナーであり、いろんなことを教えてくれる家族を
見送らなくてはいけない現実は 一番最後に大きな仕事で
とても大きなことを教えてくれるのかもしれませんね。
投稿者: テリイデ&ぐにまる 2008年04月27日 10:43
ウトロちゃん!元気ですか?!
あのね、バニウトロはウトロちゃんと一緒に居る時間が大好きなんだよ。
だからね、ウトロちゃんが心配して悲しくなっていたり、
ウトロちゃんが元気なかったりすると、
バニウトロも気になって気になって、、、
元気でバニウトロとの時間を楽しく感じて欲しいよ。
バニウトロは確かにゆっくりと虹の橋へ歩き出していると思う。
だけどね、虹の橋での時間はものすごくゆっくりなんだって。
ウトロちゃんが人生を終えて虹の橋に向かうと、
バニウトロやむーとんが「もう来たの?!」ってビックリしちゃうんだって!
だから大丈夫なの。
ほんのちょっぴり先にバニウトロが歩き出しているだけなの。
私たちがむーとんと一緒に過ごした最後の時間は、
なるべく側に居て、
なるべく外に連れ出して、
ひとつひとつの楽しい思い出をむーとんと語り合いました。
介護用カートを購入してたくさんお散歩もしたなぁ。
バニウトロをずっと抱きしめてあげてね。
ウトロちゃんを近くに感じることで、バニウトロはルンルンと嬉しくなるよ!
とにもかくにも12歳おめでとう!
ウトロ家だけ時間がゆっくりゆっくり流れてくれることを願っています。
投稿者: @BOSS 2008年04月27日 11:16
舟ママさん、コタンさん、テリイデ&ぐにまる さん
いつもありがとうございます。
大切で貴重でありながらも、つらいこの現実を
受け入れさせられたこの日の翌日、
コタンさん同様にバニウトロがはじめてのワンコの人間の方のウトロは
泣き腫らした目で、会社でも社員や取引先の前でハラハラと
涙を落としてしまい、とても人前に出せないくらいの状態でしたが
それから徐々にエリーママさんが書いて下さった様に
バニウトロに安らぎを与えてあげる看取る立場を自覚してか
気丈にバニウトロの世話をしています。
テリイデ&ぐにまる さんのおっしゃるとおり
バニウトロも楽しく安らぎを覚えるように
昨晩は我が母のヨーダ婆も送り込み
シャリも交えて皆で一緒に過ごさせました。
(ちょっと賑やかに世話をしすぎて、バニウトロから時々クレームも出たみたいですが・・・。)
バニウトロが安心していられるように
これまでにも増して大切にしてあげたいと思います。
投稿者: カヨヤン 2008年04月27日 11:47
バニウトロちゃんの厳しい状況、ウトロちゃんの気持ちしんしんと伝わってきます。
アスルも調子不良から受診して突然の宣告をされました。
確実な診断ではなかったけれどその日は一週間後と言われました。
それでも初見の診断に誤りであったのか約ひと月の時間を過ごす事ができました。
獣医さんは知識は充分にもっておられると思うけれど言葉を聴くことができない
動物の診断は難しいことだと思います。
バニウトロちゃんの生きる力を信じて、さだめられているであろう
その日がまだ先でありますように。
そして叶うならウトロちゃんと一緒にお散歩を楽しめますようにと願うばかりです。
投稿者: bossmama 2008年04月27日 12:30
@BOSSさんへ
意味のわからないコメントで申し訳ありませんでした。
ただ今はバニウトロちゃんの時間が少しでも長く長く続く事を願っています。
投稿者: @BOSS 2008年04月27日 14:13
カヨヤンさん、bossmamaさん、
ありがとうございます。
先生の宣告で覚悟を決めたとはいえ、
実は、バニウトロの「ガツガツ食い」と
例え傾いたままでも、またお散歩ができる日が来る事を望んで
「がんばれ~」と励ましながら、人間の方も頑張って行きます。
寿命は必ず尽きるものですが、
次か、またその次の回か、またまたその次の回にまで、
バニウトロが虹の橋を渡るのを先延ばしにしてくれるよう
大事に、大事にしてあげたいと思います。
皆さんからの願いとお祈りが、
バニウトロと神様に伝わることを信じながら。
皆さん、本当にありがとうございます。
投稿者: らいす 2008年04月27日 16:17
バニウトロはじめウトロさん体調はどうですか???
今はバニウトロの側でいてあげてくださいね。
どの写真を見てもバニウトロがウトロさんと一緒にいる写真は笑ってる
きっと今もバニウトロは笑ってると思う
神様に虹の橋はまだ架けないでってお願いしとくから・・・
お祈りしとくから・・・
投稿者: 湘南ガール 2008年04月28日 09:59
私も、大人になってからわんこと共に暮らすのは初めてだったので、
バニウトロちゃんのここのところの状況は、
ただただ可哀想で感傷的になってしまい、
PCの前でオロオロとして泣くことしかできませんでした。
この報告も、当初は最後まで読むことができませんでした。
でも、涙ながらに何度も繰り返し読んでいくうちに、
ウトロさんが感じられたことが私も少し理解できるようになってきました。
今、一瞬一瞬を真剣に生きているバニウトロちゃんからウトロさんを通じて、
私も大切なことを教えてもらっていることに気付きました。
誰もが『大きな自然のサイクルの中で
この世に生を受け、もうじきその命を終えていく。』事を改めて実感しました。
どの写真を見てもバニウトロちゃんは楽しそうな笑顔で、こんなに長くウトロさんと
暮らしてこられたのも本当に幸せな毎日だったからなのでしょう。
これからのバニウトロちゃんとウトロさんとの時間が
何物にも代え難い時になりますようにお祈りしています。
それから、シャリちゃんは大丈夫ですか?猫はとっても繊細なので心を痛めていることでしょう。
シャリちゃんも、そしてヨーダさんや@BOSSさん皆さんでバニウトロちゃんを囲んで、
少しでも長く大切な時を過ごせますように。
投稿者: ひな 2008年04月28日 12:33
こんにちは。
初めてコメントするヒナです。
うちのバーニーズのすずのことを
思い出し、がんばってほしいと思いコメント残します。
すずは脳に腫瘍ができ?
(高齢と肺が悪かったので麻酔ができない状態だったため、
詳しい検査ができなかったのですが、先生はきっとそうだろうということでした。)
おうちで家族が見守る中、去年の12月に亡くなりました。
すずは、最後の最後までがんばって生きようとしていました。
バニウトロちゃんもそうだと思います!
ずっと、無事をお祈りしています!!!
投稿者: @BOSS 2008年04月28日 19:40
らいすさん、湘南ガールさん、ひなさん
ありがとうございます。
ずっと代返で、すみません。
ひなさんのすずちゃんと同じように
バニウトロも麻酔が出来ないため、
CT検査などでキチンと原因が確定された訳ではなく、
現在の症状から、腫瘍なのか、炎症なのか、
それが何かは分からないけれど
何かしらの影響で脳に障害が発生して、
それで麻痺がおきていると「思われるー」という
『不確か 』 な状態には変わりありません。
ですから、一度、覚悟を決めたこの日以降も、
その実、諦めた訳でもありませんので、
できれば皆さんのお祈りが神様に届いて
先生の診断も誤診となって、
なが~い、なが~い余命をもらえれば
ありがたいと思っております。
投稿者: @nori 2008年04月28日 20:59
バニウトロ、12歳か。すごいぞ。
がんばったね。けど、もう少しがんばろう。(^.^)
5月6日にベルは10歳になるんだよ。
もう少しがんばれ。ベルもまけないようにがんばるよ。
君の一日がウトロちゃんへの「ありがとう」になるんだよ。
君の一日がウトロちゃんからの「ありがとう」になるんだよ。
がんばれ、がんばれ!
がんばってるってわかってるけど、それでも、がんばれ!
投稿者: ヒナ 2008年04月28日 22:09
ヒナです。
看病などでお忙しい中、お返事ありがとうございます。
みなさん応援してるから、きっと願いは届くと思います。
うちのすずは、はじめ片目が奥目?窪んだようになってきたので、眼科の先生にみていただいたところ、目はきれいで異常なしで、
これは脳から(サンシャ神経)きていると思いますと言われました。
なので、これからどのような容態になるかわからないとも言われましたが、
MRIをとってもらうにしても、麻酔が必要なので断念いたしました。
よくよくがんばって、生きようとしていました。
最後、癌でなくなったリスキー。
病気で若くで亡くなったラブ、みんな辛くてもがんばっていました。
バニウトロちゃんも、精一杯がんばっているんでしょうね!
引き続き!お祈りします!!!!
ヒナ
投稿者: ゴロママ 2008年04月29日 13:26
以前1回だけメールをしたことがあります
ゴロママです、
久しぶりに見たらバニウトロちゃんが闘病中とのこと
1分1秒でも長く一緒にいられますよう
苦しみ辛さのないように祈っております。
私のゴロちゃんが亡くなって4年
今日はそのゴロちゃんの誕生日・・・
生きていたらバ二ウトロちゃんと同い年、
重なって見えてしまいました。
私もゴロを介護したかった・・・
悪くなって10日位しか持ちませんでした
まさに あっ という間、
1階の部屋で一緒に寝られるように片付けて
酸素吸入器も設置したのに・・・
どんなに重くてもウンチしてしまっても
いっぱいいっぱい抱っこしてチューして
耳元でいっぱいお話してあげてください。
ああ・・・
どうしてもワンコの方が先にいってしまう
でも残していくほうがもっと辛いから
悔いのないように沢山愛してあげてください。
がんばれ バ二ウトロ!!
がんばれ ウトロさん!!!
投稿者: @BOSS 2008年04月29日 15:02
@noriさん、ヒナさん、ゴロママさん
ありがとうございます。
みんさんの「がんばれ!」の声は
きっと、ウトロに届いていると思います。
がんばれ、がんばれ、お散歩しよう!
がんばれ、がんばれ、海を泳ごう!
utoroがそばでも応援してます。
ウトロもきっとがんばってると思います。
投稿者: bikemama 2008年04月30日 01:49
今、ウトロちゃんもお母さんも
精一杯のガンバリだとおもいます
介護は予想以上に精神的にも
肉体的にも大変だと感じます
受け入れなきゃいけない現実
受け入れたくない死は目の前で背中合わせ
ですから介護鬱にもなります
アタシは介護の時にいつも心に思っていたの
「のんびり行こう!」でした
どんな状況であれどんな状態の子であれ
そこに体温があるだけで
幸せだったと心から思えました
一分でも一秒でもその時を迎えるときまで
どうぞウトロちゃんと家族の皆さんが
過ごせます様にお祈りしています
投稿者: ひな 2008年04月30日 12:17
バニウトロちゃん、今日もがんばってるんでしょうね!!
また元気な顔がみたいです。
看病はとても大変ですね。
体に気をつけて!
ヒナ
投稿者: welina 2008年05月01日 01:05
我が家のハスキーは3年前に12才で虹の橋を渡りました。唯一、後悔しているのは病院で亡くなり看取れなかったこと。看病はとっても大変ですが、バニウトロちゃんの側に居てあげる事が今はお互いの幸せを感じられる時間なのでは?と思っています。この時間が、長く長く続きますように・・・お祈りしています。
投稿者: コタン 2008年05月01日 08:15
バニウトロのお見舞いに行ってきました。
こんな数日の間に、あの元気な・・ダイエットが必要だったバニウトロが こんなに細くなってしまうのか・・と愕然としました。
でも、バニウトロは必死で生きていました。
麻痺が進んでいて口での呼吸が上手くできないようで 鼻での呼吸はとても荒くて・・ 見ているこちらが苦しくなるようです。
それでもウトロさん、@BOSSの献身的な看護に応えるかのように、呼吸し、足を動かし、涙を流し・・
まるで 夢の中で楽しく遊んでいるようでもありました。
いつも忙しくしている2人ですが、ちょうどGWに入ったこともあって 付きっ切りの看護。
バニウトロはきっと幸せに思っているのだと思います。
今まで連れていってもらった 日本各地を夢の中で飛び回っているのだと思います。
帰って来る時 「少し寝なさい」 と声をかけてきましたが、私としては 「もう充分頑張ったよ ゆっくり休みなさい」 と言ってあげたい気持でした。
2人も、もう無理をさせようとは思っていないのだと思います。
目を開いて、2人の姿を追っている時にだけ 「クルマで海に行こう! 散歩がいいか~?」 と声をかけていましたが、最後は安らかに・・
という気持ではないでしょうか?
私は頑張っているバニウトロを見て いろんなことを考えさせられました。
ワンコが私達と過ごす時間は永遠ではない・・ということ。
当然のことなのですが なんとな~く毎日を送ってしまい 忙しさに流され こちらの都合ばかりでワンコに我慢させてしまう。
仕事はモチロン大切だし、ワンコの要求だけを聞くわけにはいきませんが、もっともっと 時間を大切に過ごそうと思いました。
そして動物の生命力の凄さ(これは人間も同じなんだとおもいますが) 生きようとする本能は とてつもない力を持っているんだということ。
バニウトロは今、ウトロさん、@BOSSと 楽しい最後の時間を過しています。
ただただ 安らかに・・と願うばかりです。